こんにちは!かーれんです。
今回は、帰化のメリットについてお話ししたいと思います!
帰化申請をする上で、どういうことができるようになるのか!?という部分にあたりますので、一番重要なポイントですよね!
実際に私も感じたことを含めて、説明していきます。
日本名になること
外国籍の方が日本で生活をしていて一番不便に感じるのは、「名前」ではないでしょうか?
(私がそうだったので…)
この書類には、ちゃんとした名前:ローマ字表記で書くべきなのか?
それともカタカナ?通称名の漢字を使ってもいいの?
というように、住民票や通帳の名前、保険証の名前がバラバラだった私にとって、日本名になることが一番良かったポイントです。
ブラジル国籍の時の免許証の記載は、
IDEGUCHI KAREN MUTSUMI (井手口カーレン睦美)
という長い文字が、あの小さな免許証の氏名欄にキュッと縮こまって書かれていて、免許証で本人確認をする時に、確認する側がいつも目を細めて見ていたのを思い出します。
それと、顔は日本人なのに外国人だったんだ!という謎の見えない壁。
身分証明書を見せた時に感じるあの壁がないのは、とてもストレスフリーです。
日本のパスポートが持てること
日本人となったので、もちろん日本のパスポートを持つことができます。
2022年7月19日に、ビザなしで渡航できる国・地域の数をランキング化したヘンリーパスポートインデックスの最新版が発表されました。
そのランキングの中で、日本のパスポートは1位です。
現在日本がビザなしで渡航できる国は、193カ国にも及びます。
ブラジルのパスポートを持っていた時は、旅行に行くのも一苦労で、高校生の頃にマレーシアへ修学旅行に行ったのですが、その際も職員室に何度も呼び出され、マレーシアへの観光ビザを取得するために先生や両親と何度も話し合ったのを覚えています。
ビザを取るために旅費以外のお金もかかりますし、書類を準備したりするのも一苦労ですよね。
今でこそ、電子ビザなどもありますが、各国の事情によって使える国と使えない国があります。
そういったことを考えても、日本のパスポートを持つということが一つの国際ステータスになります。
社会保障の面で外国籍よりも有利になる
社会保障というのは、年金、保険、教育、福祉などを指します。
外国籍の方でも、普段お給料から天引きされて社会保険料や年金を払っているので、病院にかかるときも3割負担でよかったり、年金制度も利用できる、という日本の社会保障を利用しています。
ですが、これは当たり前なことではありません。
各自治体によって財源や制度の詳細は異なりますが、限られた財源の中で日本人だけに使う、ということもありうるのです。
実際に、外国籍の方が生活保護を受けられないケースもあります。
今後も日本で暮らしていくためには、この社会保障も重要なメリットの一つです。
融資やローンが受けられる
不動産から家を借りる、
銀行から、家を買うために住宅ローンや自動車を買うために自動車ローンを受ける、
こういった日本に住んでいたら当たり前にできるのではないか?と思うことも、実際には外国籍であることだけで審査が厳しくなります。
日本人と同様の審査を受けるための土俵に立つこと、それが帰化で得られるメリットの一つです。
社会的信用度と言い換えることができますが、外国籍であることだけで厳しく見られるというのは、「いつでも自国に帰ることができるから」です。
自国に帰る→お金が回収できなくなる→返済不可
というリスクが考えられます。
帰化をして日本人になる、ということは母国=日本となりますので、社会的信用度も上がるということです。
手続きが楽!
社会的メリットももちろんありますが、なんといっても1番のメリットは「手続きが楽」になることではないでしょうか。
日本人と同様の手続きができること、それは時間がかからないことだとも言い換えられます。
役所の人が外国籍の対応に慣れていればいいですが、担当や窓口、そして自治体によって大きく異なります。
担当の方がわかっていなければ、時間のロスがどんどん大きくなります。
在留カードの手続きも無くなりますし、
外国人としての手続きも無くなりますし、
婚姻する際も、自国の書類を集める必要もなくなりますし、
本当に楽です。
最後に
自分が帰化をしてよかった、と思う点を5つ挙げてみました。
また、法律を勉強した上で、当たり前だとおもっていたけど、当たり前ではなかったこと、なども含めて書かせていただきました。
他にも楽になった点を思い出したら追記していこうと思います。
▼ お問い合わせはこちらから ▼
↑画像のクリックで、問い合わせページへ飛びます