帰化が許可されたら、どうやってわかるの?

KAREN

こんにちは!元ブラジル人行政書士のかーれんです!
今日は、帰化が許可された時の、確認方法について説明していきます!

帰化は申請してから許可が下りるまでの期間がとても長く、早くても8ヶ月、それ以上かかることだってザラにあります。

面接してから「私はいつ許可されるんだろう」と、結構な頻度で思っていました。

帰化が許可されたら、どうやってわかるの?確認方法はあるの?ということについて説明できたらと思います。

許可されたら、電話と官報

電話

まず、私の場合ですが最初に「電話」がきました。

申請した法務局からの電話だったと記憶しています。

「井手口さんが申請した帰化が○月○日付で許可されたので連絡します」

という感じでした。

その電話で、帰化をした後に行う手続きについて説明を受けるために法務局に行かなければならず、日程調整を行いました。

電話で軽く聞いたのですが、役所ごとに提出するものが異なったので、資料をもらうために行きました。

電話の最後に、「官報(かんぽう)にも載っています」と言われたのですが、「漢方?漢方にのるってなに?」と思い、官報をしらなかったのでスルーしていました。

官報

官報で帰化をした人が載っているそうなのですが、私は当時官報を知りませんでした。

官報というのは、大まかにいうと、政府が発行する新聞のようなものです。

法律・政令等の制定・改正の情報や、破産・相続等の裁判内容が掲載されていて、行政機関の休日以外毎日発行されています。

官報(かんぽう) 
国としての作用に関わる事柄の広報及び公示をその使命としている、日本の機関紙。

内容は、「公文」と「公示」があり、以下の通りです。
公文とは、政府や各府省などが公布する文書
公示とは、国や各府省、特殊法人、地方公共団体などからの告知

実際に、当日の記事を見ましたが、名前と日本人となった日が書いてあり、手元に残しておきたい!と思わなかったので、見ただけで終わりました。

一般の人は官報を読みませんし、官報に載ったことは特に気になりませんでした。

帰化した実感

電話を受けた時、官報に名前があることを確認した時、

いずれも日本人になった!と、実感することはありませんでした。

帰化が許可された日付すら、毎年祝うほどの記念日にもなっていません。

私が一番帰化を実感したのは、免許証の名前が変わった時です。

あんなにギュッと詰まっていて、見えづらかった名前がすっきり漢字5文字になった時でした。

新しい免許証を見た時は、本当に日本人になったんだ、とやっと実感が湧いてきて嬉しかったです。

以上が、帰化が許可された後に起こる出来事です。

帰化に関するデリケートなことも、私自身が乗り越えてきたことですので、不安に思ってることなどをお気軽に相談いただけたらと思います。

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この記事を書いた人

Karenのアバター Karen 代表行政書士

元ブラジル人の行政書士。日系ブラジル人三世として日本で生まれ育つ。京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科卒業。ブラジル・サンパウロに留学経験あり。母国語は日本語。2016年に日本国籍を取得。自身の帰化をきっかけに行政書士になる。趣味は、コーヒーの焙煎とドライブ。おいしいコーヒーを飲みながら面談が可能。

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