帰化をしたいと思った時に、はじめにやること3つ

自分自身も帰化を経験した、元ブラジル人行政書士が帰化について解説します!

日本国籍を取りたいな、と帰化をしたいときに最初にやることを3つ紹介します。

かーれん

とりあえずこれを抑えとけば!という最低限のことですので、ひとりひとり異なる場合がございますが、あくまで参考程度に…

帰化できるかどうか、条件を確認する

帰化をするためには条件があり、それをクリアしていることが必要になります。

大前提として「日本人になりたい!」という自分の意思が必要ですが、

大まかな条件は次の5つです

  1. 5年以上日本に住んでいるか?
  2. 18歳以上か?
  3. 犯罪や交通違反はしていないか?税金や年金をちゃんと払っているか?
  4. 仕事をして自分のお金で生活できているか?
  5. 今持っている国籍を失うことはできるか?

これはあくまで本当に大まかな条件になりますので、詳しくは関連の記事をご覧ください。

法務局に連絡して、相談する日を予約する

永住などの在留資格に関しては、出入国管理局での手続きですが、帰化は法務局です。

在留カードを更新したいな!と同じ感覚で、「あ!帰化したいな!」と思って、ふらっと法務局に行っても、相談にのる対応をしてくれません。

私は、高校を卒業して「帰化をしたい!」と強く思っていたので、大学生の夏休みを利用して何も知らないまま法務局へ行ったら、

「相談は別に予約を取る必要があります」

と言われて、最短で予約ができた日はすでに授業が始まっていて諦めたことがあります…とほほ

なので、帰化をしたいと思ったら、先に住んでいる都道府県の法務局を調べて、国籍課へお電話で「帰化をするための相談がしたいこと」「予約をとりたいこと」をお伝えください。

その時に、お名前、国籍、在留資格、電話番号など、色々聞かれると思いますが、そちらに答えて相談日を決めます。

群馬県では、「前橋地方法務局」のみ、帰化の相談を受け付けております。

出張所が各地域にあると思いますが、現在は帰化の相談は受け付けていない場所が多いです。

「昔はここで相談をしたんだけど…」というお声もよくいただきますが、現在は変わっているのでご注意ください。

事前質問票を準備する

こちらは住んでいる地域を管轄する法務局によっても異なりますが、「事前質問票」を準備して相談日当日に持参してください、という法務局が多いです。

事前相談票には、帰化の条件を確認するための個人情報を書きます。

お客様の同行で関東圏内のいくつかの法務局に同行していますが、ほとんどの法務局にて事前質問票の対応がされています。

あったほうが話がスムーズに進みますし、相談日に作成する必要書類リストを確認する方に時間がかけられます。

※それぞれの法務局によってフォーマットが異なりますので、ご注意ください。

このような形で、帰化をしたいときにはじめにやることをまとめてみました。

他の情報は随時アップロードして、更新致しますのでチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

Karenのアバター Karen 代表行政書士

元ブラジル人の行政書士。日系ブラジル人三世として日本で生まれ育つ。京都外国語大学ブラジルポルトガル語学科卒業。ブラジル・サンパウロに留学経験あり。母国語は日本語。2016年に日本国籍を取得。自身の帰化をきっかけに行政書士になる。趣味は、コーヒーの焙煎とドライブ。おいしいコーヒーを飲みながら面談が可能。

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