今日は、行政書士はどんなお仕事をするのか、について書いていきます。
行政書士は日本にどのくらいいるのか?
さっそくひとつめの、行政書士の人数ですね。
令和3年の10月時点で、日本にいる行政書士の人数は、行政書士会員が50,428名。行政書士法人会員が892名です!
ざっと51,000人もいるんですね。
じゃあ、この5万人の行政書士の方々は、一体何をしているのか気になりますね。
行政書士はどんな仕事をするのか?
全てを言えることができないくらい、行政書士のお仕事はとっても幅広いです。
主な業務として
・建設業者や宅建業者に関すること
・自動車や運送業者に関すること
・風俗営業や飲食店等に関すること
・土地・建物利用に関すること
・外国人に関すること
・その他許認可申請に関すること
・法人設立に関すること
・相続に関すること
・権利義務・事実証明に関すること
・会計業務に関すること
・電子申請に関すること
・著作権・知的財産権に関すること
これでも全部じゃないくらい、本当にたくさんあります。
全部を具体的に解説するのは、とんでもない時間になってしまう可能性があるので、この12つ挙げたうちのなかでも、2つを具体的に紹介します。
まず1つ目は、私たちも身近に感じる「風俗営業や飲食店等に関すること」
これは、レストランとかカフェとか飲食店を出す時に必要になる許可申請をします。いざ自分が、カフェを開きたい!となった場合に、どんなメニューを出そうか、どういう雰囲気にしようか、どんなデザインにしようか、などカフェのことで決めることがたくさんあります。
ですが、食べ物や飲み物をお金をもらって提供するとなると、行政機関の許可が必要になります。ただでさえ決めることがたくさんあるのに、書類の手続きもたくさんあります。
そういった許可を代わりに書類作成をしたり、申請したりすることができるのが行政書士のお仕事です。
2つめは、「外国人に関すること」
これはもっと身近に感じるかもしれませんね。
外国人が日本で生活する上で、在留資格が必要になります。この在留資格を申請したり、資格変更したり、更新したりも行政書士のお仕事になります。
また、日本国籍を取得することを帰化といいますが、この帰化の手続きに関しても行政書士がお手伝いすることができます。
もっと具体的にこの仕事内容についても聞きたいよ!というのが、ありましたら、気軽にコメントしてください!
行政書士にはどうやってなるの?
では最後の、行政書士にはどうやってなるの?を説明しますね。
行政書士になれる方法は3つあって、
①行政書士試験に合格した者
②弁護士、弁理士、公認会計士、税理士となる資格を持っている者
③国または地方の公務員として行政事務を担当した期間が20年以上になる者
の3つです。
公務員でもないし、弁護士などの資格もないよ!っていう場合は、1つ目の試験に合格することが1番の近道です。
受験資格に条件はありません。国籍・年齢・学歴関係なく、誰でも受けることができます。
試験科目は、「日本国憲法」「行政法」「民法」「商法・会社法」などの行政書士の業務に関して必要な法律など。これが46問あります。
また、一般知識として、政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、そして文章理解などの問題も14問あります。
この全60問中、60%取れれば合格です。
私は…3回受けて、3回目に合格しました…長い道のりでしたよ…
試験に合格して、自分が住んでいる場所の行政書士会に入会し、登録ができたら行政書士として仕事をすることができます。
以上が、行政書士の紹介です!
行政書士って案外身近で、こういうことも頼めるんだ!相談できるんだ!って思ってもらえたら嬉しいです!
依頼者のお役に立てるように精一杯頑張っていきます!
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